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昼下がりの翻訳夜話 [村上春樹]

村上春樹さんと柴田元幸さんの「翻訳夜話」という本があります。
翻訳についてのフォーラムを纏めた本で、
「夜話」とは、艶っぽい大人の話ではなく、辞書をひくと、
「肩のこらない、軽い話」という意味です。

お二人が生徒や若い翻訳者たちと、
とても楽しい雰囲気の中で、翻訳について思う存分話されていて、
とても気持ちの良い本です。

春樹さんは、翻訳をする時は、
自分を徹底的に捨てて訳す(創作では無いのだから)そうです。
それでも、なおかつ、浮かんでくるのが自己のスタイルなんですね。
翻訳について、とても愛情が溢れており、また真摯な姿勢が垣間見えます。

私自身は、中学生程度の語学力ですが(本当の話。笑)、
昔、出来心で、絵本の翻訳コンテストに応募したことがあります。
「TWO of Everything」という、Lily Toy Hongさんの、
可愛い「おじいさん」と「おばあさん」と、
なんでも2個にすることができる不思議な壷のお話です。

私は、このタイトルを超意訳で、
「2こ2こ ぽん! ぽん!」と訳して応募しました。
今となっては、思い出すのも恥ずかしい。

話は変わって、
ビリーワイルダー監督で、オードリヘップバーン主演の、
「昼下がりの情事」というとても楽しい恋愛映画があります。
原題は、「Love In the Afternoon

当時(1957年)としては、この映画で描かれるLoveは情事だったのでしょうか?
名タイトルだとは思いますが、
現代の感覚では、少しヘップバーンが、可哀想です。
今なら、そのままカタカナで、日本語タイトルになりそうですが、
あえて、私が意訳するとしたら、
「アフタヌーンティを御一緒に」とか「3時に逢いましょう」とかかなぁと。
(これも、テレビ番組のタイトルで見たような気が。
翻訳夜話を読んでからは、この意訳はまずいかなぁという気もしてきました。)

さて、「翻訳夜話」ですが、本タイトルの終わりの3文字「くやわ」は、
ひっくりかえすと、「わやく(和訳)」となります。
気になるなぁ。


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iPod shuffleラプソディ [パソコン]

昨日オープンした地元のAppleStoreに、もう空いている頃合かと思い、
昼過ぎに、ぶらりと立ち寄った。
相変わらず混んでいたが、すんなり入れた。

居心地の良さそうな、洒落た店内である。
透明の階段を上ろうとしたら、
店員さんが、iPod shuffleを20個程度、両手に抱えて、上がろうとしていた。
追加入荷したばかりの様だった。

「一ついいですか」と、つい口から出た。
「どうぞ」と言って手渡され、気付くと一つ手に取っていた。
512MBモデルだった。 とっても小さくて可愛い。
液晶が無くても、軽くてシンプルなのが良いと思う。
欲しくなる。税込みで10,980円。

近くの人の「1GBモデルは?」の質問に、店員さんは「品切れです」と答えていた。
これしかないと思うと、益々欲しくなる。

パッケージをひっくり返すと、動作環境が書いてあった。
Mac OSXv10.2.8または、v10.3.4以降、
Windows2000 ,Windows XP Home Edition等々。
USB接続。

私が普段使っているのは、かなり古いiMacG3の2代目(5色の時代のです)。
Mac OS 9.2をメインにして、稀にMac OSX v10.1を使っている。

動作環境には、少し無理なようだが、
もう一台、WindowsXP/PC(普段はあまり使っていない。)があるので、
いざとなれば何とかなる。
すでに、追加入荷された512MBモデルは、姿を消している。
手にできたの者は幸せである。買うことにした。

家に帰って、まず、確実なWindowsXP/PCにソフトをインストールして見た。
所が、困ったことに、PCのUSBポートの回りが狭くて、
iPod shuffleが接続できない。
後から、ケーブルでも買えば何とかなるだろう。
取り合えずアプリケーションのiTunesだけでもと考え、適当にインストールした。

それから、メインに使っているiMacにインストールを試してみた。
iTunesは、昔はMacOS9版があったのだが、最近のはMacOSX版しかない。
iTunesをMac OSX v10.1にインストールしようとすると、エラーが出てできない。
調べると、Mac OSX v10.1.5ならインストールできるようだ。
それではと、数年ぶりにMac OSX v10.1.5にupgradeした。(結構時間かかりました。)
その後、iTunes4.7.1をインストールすると、あっさりインストールできた。
ラジオ機能や、Music Storeの試聴をしてみた。
これだけでも嬉しい。

しかし、肝心のiPod shuffleは、接続しても外部デバイス、
則ち、メモリ・スティクの様にしか認識しない。
iTunesからは、認識できないのだ。
しかたなく、音楽ファイルを手で移したり色々試みたが、聴くことはできない。
(著作権の保護とかの関係で、iTunesを通してしか操作できなくなっているのかな?)

昨夜、いろいろ考えた。
 Mac OSX v10.3を買うか?15,540円もするぞ。
 それに、今年前半にも Mac OSX v10.4 Tigerがでる。
 そもそも、iMacにインストールに必要な3G?の空き容量は無い。(悲しい。。)
 PCかMacの新しいのを買うか?予想外の大出費だ。。
 次第に弱気となる。
 ちょっと高級なメモリ・スティクを買ったと思えば良いじゃないか。
 メモリ・スティク欲しかったし。(本心じゃないだろう。。)
寝つけなかった。

今朝、手始めに、近所のCompMartで、USBの延長ケーブルを買った。
500円だった。
純正の3570円するiPod Shuffle dockではないので、繋がるかどうか不安だったが、
これを使ってiPod shuffleをWindowsXP/PCに接続した。
簡単に認識した。でかした500円ケーブル!

しかし、iMacの時と同じく外部デバイスとして認識しており、
iTunes4.7.1は、ちっとも、iPod shuffleを認識してくれない。
簡単な再インストールを何回かやったが駄目であった。

最後に、祈る気持ちで、
iTunes4.7.1を削除して、もう一度最初からインストールした。
そして、iPod shuffleを繋ぐと、あっさり認識した。
拍子抜けであった。
最初に適当にインストールしていたのが、良く無かったのである。。
余計なことをして、自業自得だった訳である。

早速、お気に入りの曲をiTunes4.7.1からiPod shuffleに転送した。
これもすんなり行く。
iPod shuffleをPCから外し、恐る恐る再生ボタンを押す。
ヘッドホーンからメロディが流れる。感動!

カセット式のウォークマンを使っていた15年以上前の日々のことを思い出す。
あの頃は、重かった。巻き戻したり、好きな曲を探すのに時間がかかっていたし、
バッテリもすぐ無くなった。カセットもいくつも持ち運んでいた。
それでも、好きな曲が好きな時に聞けて楽しかったのだ。

これからは、iPod shuffleをほぼ毎日使うことになると思う。
愉しみ。


静かに心を結びあうこと [misc]

昨日1月17日は、阪神大震災から10年目となる日だった。
朝起きるて、テレビをつけると、黙祷を捧げる人たちの姿が映っていた。

家は阪神からは遠く離れているが、それでも、
その日は、それ迄に感じたことの無いような揺れを感じた。

最初は、京都のお寺の屋根がどうとか、
怪我人が数人というようなニュースだったと思う。
時間が立つに連れ、信じられない様な被害が分かり始めた。
たなびく煙り、倒れた高速道路。

神戸に住む友人も被害に合っていた。
無事なことを知った時は、本当に嬉しかった。
しかし、多くの人たちが被害にあった。
10年という歳月、そして今も回復への努力が行われている。

新聞を開けると、
佐々木マキさんのイラストが目に飛び込んだ。
廃虚を逃げる人、火の手、空には土星。
そして、『地震のあとで』というタイトルと、
「村上春樹」という名前。

そこに書かれていたのは、
彼自身の、街とのコミットメントの回復作業。
作家として、一人の人間として、余震を感じること。
そして、「震動をひっそりと分かち合う」ために物語を書くことだった。

物語のように、
静かに心を結びあう為の(心的結託の)手段に、
ブログもなれたらと思う。


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タイタンの風の歌 [宇宙]

ホイヘンスが、タイタンの大気と擦れて、
風を切る音が、公開されていますね。
地球以外の星の風の音を聴くのは、初めてなので感動しました。
(月には大気が無いですし、火星の大気も地球の1/100なので、
今迄の宇宙探査では、風の音は聴いていなかったことに、
改めて気付きました。)

臨場感があり、ホイヘンスが降りて行く光景が目に浮かぶ様です。
遠く離れた土星の衛星の音が聞けるなんて、
何て素晴らしいことなのだろう。

今回で、
人間の五感のうち、視覚と聴覚が体験できたのですが、
それ以外の感覚は、自分が宇宙に行かないと体験できないですね。
流れ星と衝突するような、歓迎せざる事態はのぞいて。

ESAの「タイタンのサウンド」のページで聞けます。
http://www.esa.int/esaCP/SEM85Q71Y3E_index_0.html
 File1: ホイヘンスがタイタンに降下中の音響(風切り音)
    周期的なうねりは、ホイヘンスが回転しているから?
 File2: タイタンの表面からのレーダの反響音
    表面に近付くにつれて、ピッチがあがり音が強くなります。


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遠い昔、銀河系のかなたの風景 [STAR WARS]

遠い昔、銀河系のかなたの風景です。
ワームカムで撮影しました。

kiyoさんのトラックバックで遊ぼうに参加しています。
http://blog.so-net.ne.jp/kiyo-tsurezure/2005-01-13-1
(papa007_さんの所で知りました。)


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ホイヘンスとクラーク [宇宙]

小型探査機ホイヘンスが、土星の衛星タイタンに着陸しました。
これから届く、数々の写真や、データが愉しみですね。

ホイヘンスは、土星の輪や衛星を発見した物理学者の名前から命名した様です。
彼は機械式時計も世界で最初に作ったそうです。多才な人ですね。

宇宙探査の話題になると、いつも思い浮かべるのが、
SF小説作家アーサー・C・クラークです。
彼は、スリランカに住んでいますが、津波は大丈夫だった様です。良かった。
http://www.clarkefoundation.org/

上記を読むと、奇妙なことに(Curiously enough)、
スリランカで彼が最初に書いた本は、1883年に起きた、
今回の震源と大体同じ辺りのクラカトア火山の噴火と、津波のことだそうですね。。

最近読んだ、アーサー・C・クラークとスティーブンバクスターの共著
『過ぎ去りし日々の光』(ハヤカワ文庫SF)では、
いかなる障壁にも遮られずに、時間と空間を超えた光景を見ることのできる
ワームカムという技術がでてきて、面白いです。
(小説では量子力学を駆使して実現しています。)

この技術は、ライブカメラが世界中のあらゆる場所、
あらゆる時間に配置できた場合のインターネットとも似ています。
ライブカメラを連続的に配置すれば、視点の自由な移動も可能となります。
(なお、どこでもドアやタイムマシンのように、その場所に移動できるものではありません。)

こんな技術ができれば、皆、夢中になりますね。
(上記本には、プライバシーの覗きが増える話も書いてあります。)

村上春樹さんの最新作『アフターダーク』に出てくる、
自由に移動する「私たちの視点」とも、ちょっと似ていますね。


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『ローマの休日』の小さな声 [映画]

映画ローマの休日』について書きます。
チャーミングで美しいオードリーヘプバーン主演の、
永遠に愛される洒落た映画について。今回も甘い話です。

沢木耕太郎さんは、
去年、製作50周年記念のデジタル・ニューマスター版の公開時に、
「この映画は、1つを除いて完璧なんだけど」と、書いていました。

それは、スペイン広場の階段で、
「何でも気ままにしたいの 一日中」というアン王女に対して、
「それでは一緒に遊び回ろう」と、新聞記者ブラドリーがいう場面です。
後ろの時計台の時間が、11時25分なのです。(午前中。。)
ヘプバーンの可愛さや、グレゴリー・ペックの格好良さに目をとられていると、
見落とすのですが。

アン王女がブラドリーの部屋で起きたのが昼で、それから外出しているので、
昼は大分過ぎているはずなのです。(髪も短く切っているし)
さすがのウィリアム・ワイラー監督も、
撮影中に時計台の針は進められなかったと、沢木さんは書いていました。
この話は、1日の出来事(Love Story)というところが、
コンセプトの1つなので残念。
デジタル・ニューマスター版で直して欲しかったと。
これは、以下で確認できます。
http://www.roman-holiday.jp/trailer/index.htm

私が、この映画を見る時いつも気になるのは、最後のやり取りのシーンです。
「ローマです」
「何と言ってもローマです」
の、所です。

私は、いつも思うのです。
いつ、新聞記者ブラドリーがアン王女を連れ去るのか、
もしくは、アン王女がブラドリーの所に、喜んで駆け出していくのかと。

あの緊張感溢れる、やり取りの中で、
アン王女の、のどから、何度、
社交辞令(といっても誠意溢れる美しいやり取りですが)以外の、
本当の言葉が出ようとしているのか。
顔のアップの時、本当の声を発っそうとして止まっていないかと、
のどをいつも見てしまいます。

そして、それは、いつも、叶わないで終わります。
(だからこそ、心に残るのかも知れませんが。)

私たちは、映画の中で、格式を蹴散らして姫を連れ去るには、
(そして、力強い姫が現れるには)
アメリカ・ニューシネマの訪れまで待たなければ、ならないのです。
「卒業」、「スターウォーズ」や「カリオストロの城」(?)を。

そう言えば、
嬉しいことに、とうとう現実でも、
庶民が、姫を連れ去る話が出てきましたね。
姫さまを幸せに。

黒田さんへの祝辞(?)でした。


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大人のチョコレートの話 [misc]

バレンタインデーには少し早いですが、
大人のチョコレートの話を。

ゴディバのチョコレートは気品が溢れており、とても美味しいですよね。
このゴディバの名前の由来については、以下の逸話があります。

  11世紀のイギリスのお話です。
  コベントリーに住む人々は、領主レオフリック伯爵の課す重税に、
  たいへん苦しんでおりました。
  それを見かねた領主の妻、レディ・ゴディバが税を軽くするよう夫に嘆願しました。
  すると、伯爵は、
  「おまえが一糸もまとわない姿で町中を廻ることができたなら願いを叶えよう」
  と答えました。(どこかの公国の伯爵と同じく意地悪ですね。。)

  美しく慎み深いレディ・ゴディバはたいへん悩みましたが、
  とうとう聖霊降臨祭の次の金曜日に、白馬に乗って町を廻ったのです。
  人々はレディ・ゴディバの強い自己犠牲の精神にうたれ、
  その日は窓をかたく閉ざして彼女の行為に応えたのことです。

いい話ですね。
チョコレートの箱に入っていた紙に書かれていたこの話に、感銘を受けた私は、
早速、友人に話しました。
友人曰く、
「それで、どうして、ゴディバがチョコレートの名前になったの?」
すっかり忘れていた私は、答えられませんでした。。

友人さらに曰く、
「みんな、窓の隙間から こっそり見ていて、鼻血を出したからじゃないの?」

後で調べて見ると、本当の所は、
レディ・ゴディバの優しい心、そして自己犠牲の精神をたたえ、社名にしたそうです。
しかし、友人の言葉の方が、圧倒的に説得力がありました。。


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ミッドナイト・エクスプレスとトルコ [映画]

今日、新聞を見ていたら、
オリバーストーン監督(コナン・ザ・グレートの脚本の一人というより、
世間ではプラトーン、といっても哲学者ではないですが、で有名ですね)が、
トルコでおわび、という記事がのっていました。
自作「ミッドナイトエクスプレス」で、
同国のイメージを失墜させてことを詫びたらしい。

確か、沢木耕太郎さんの「深夜特急」は、
この映画タイトルから、とっていた記憶がある。
とすると、冬ソナ効果には遼に及ばないが、
日本においては、間接的に、トルコへの観光客誘致に役立っていたかも知れないのだけど。
(そんなわけないと思います。多分。)


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誕生日おめでとう [misc]

昨日1月5日は、宮崎駿さんの63才の誕生日でした。
元気で、長生きして下さい。

今日1月6日は、シュリーマン(トロイ?発掘)とシャーロックホームズ
の誕生日です。

さて、来週の1月12日は、凄いですね。
 村上春樹さんと、ジャックロンドン(白い牙、いいですよ)と
 長靴をはいたネコのぺローの誕生日です。
 後忘れていましたが、2001年宇宙の旅のHALにもハッピーバースディ
 (1週間早いですが。。)

【追記】
 「ほげる」さんの記事を見ていたら、今日は、東方の三博士も、
  イエスに、誕生日おめでとうと言った日なんですね。

【修正とお詫び】
  宮崎駿さんは1941年生まれだから、2005-1941=64となり、
  64才の誕生日でした。すみません。


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