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愛・地球博! 〜夕焼け熱写編〜 [風景]

味をしめて、愛・地球博にふたたび出かけました。今回も涼しくなる夕方。
リニモは、2回目。
車内が静かだったので、リニモの静かさにはじめて気付きました。
前後の加速だけ感じられて、上下の震動はいっさい感じないのは、不思議な感覚。
なかなか、やるじゃないか、リニモ。

前回は半額になる17時だったので、ちょっと待たされたのだけど、
今回は16時に着いたので、入門も待たずに入れた。(ちょっと割高なんですが。笑。)
北ゲート近くで、無人バス(といってもモリゾ−のぬいぐるみが運転していたが)
IMTSに乗る。会場を一周するウッドデッキのグローバル・ループの下を通るのは結構楽しい。
そして、万博会場の最南端グローバル・コモン4に行った。

ここでは、北欧、東欧などの10個ぐらいの建物に入った。
どれも印象的だったが、特に印象的だったのが、ポーランド館。世界最古の岩塩坑ビュリチカが再現されている。鍾乳洞のようだけど、壁は岩塩、何故か、塩の結晶でできたシャンデリアなどもある。壁の塩を舐めても良い。ビュリチカのは上品な塩っからさだ。なお、他にも塩を舐めることができる国が幾つか有り、世界の塩を舐めたい人は、万博に来ると良いかも知れない。

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夏休みの算数〜風の歌を聴け編〜 [パズル]

台風一過、爽やかな風が吹いています。
そこで、村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』からの算数の問題です。
難しく有りません。小学5年生の夏休みの宿題ぐらいです。たぶん。

問題;
この本の8章に次ぎの文章があります。
「煙草を吸い終わってから10分ばかりかけて女の名前を思い出してみようとしたが無駄だった。第一に女の名前を僕が知っていたのかどうかさえ思い出せない。僕はあきらめてあくびをし、もう一度彼女の体を眺めた。年齢は20歳より幾つか若く、どちらかといえば痩せていた。僕は指をいっぱいに広げ、頭から順番に身長を測ってみた。8回指を重ね、最後に踵のあたりで親指が1本分残った。158センチというところだろう。」
全ての物事を数値に置き換えずにはいられない「僕」らしい、コミカルながらもハードボイルドな観察シーン。
ここでは、彼女の身長だけでなく、僕のいっぱいに広げた指の長さも分かります。
さて、一体何センチでしょうか?

答え;

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愛・地球博! [風景]

やっと愛・地球博に行ってきました。
最初に結論を言うと、愛知万博は、浮き世離れしつつも、
個人的な親しみを感じる所だった。

さて、かの地には、涼しくなる夕方にリニモにのって出かけた。
あの夢の、未来都市の定番、リニアモーターカーである。
しかし、実際乗ってみると、気取った所がなく、
何だか普通の通勤電車というか、低床式通勤バスの様な雰囲気である。
本当に浮いているのか?モノレールじゃないのか?という気になる。
結構な傾斜の坂道があった。ずり落ちないか不安だったが、余裕で登りきる。
こういう所は、さすがリニモだと思ったが、それにしても普通の通勤電車である。

会場に入るには荷物検査。テロ対策なので、止むを得ない。
但し、かばんのポケットは全て見る訳にもいかず、
抜き打ち的に、このポケットの中を見せて下さい。という感じだった。
こんなこと書いちゃいけないのかも知れないけど、これも止むを得ないのだろうな。

会場は森林の中にある。
会場に入り、会場を一周するウッドデッキの通路グローバルループを見ていると、
スター・ウォ−ズのチューバッカの故郷、森林惑星キャッシークの都市の様だ。
イベント都市の風景としては、奇抜な造型の建物もあるが、統一された落ち着きがある。

グローバルループをてくてく歩いて、一番手前の外国館、サウジアラビア館に入った。
ここで個人的に興味を引いたには、砂漠の遊牧民ベトウィンのテントである。
このテントを見ていると、スター・ウォ−ズの砂漠の惑星タトウィーンのタスケン・レイダーのモデルは、ベトウィンなんだろうなという気になる。こういう細かなことの積み重ねで、クローン大戦がイスラムとアメリカの戦争を意識させる気がする。
(エピソード6がベトナム戦争をちょっとだけ意識させる程度に)

また、このパビリオンで、イスラムとは平和という意味だということをはじめて知った。深いです。テロと戦争には直接触れていないようだったが、イスラムを代表する国としての、緊張感とメッセージがそこはかとなく感じられる気がする。

中国館は、落ち着いた色彩でセンスが良かった。
生命の木というエリアでの楽団の演奏は心地良かった。しかし、このエリア、『風の谷のナウシカ』に出てくる「腐海の底の浄化された場所」のようだった。誰かスタッフに、宮崎駿のファンがいるのだろうか。

整理券がとれたので、押井守総合演出の「めざめの箱舟」を見る。
建物に入った時の何かくるぞ、という期待感は凄いです。静かに始まり、やがて、映像、音楽、音響、押井ワールド炸裂! 鳥肌がたった。古い漢字を使った演出は、とくに良かった。
しかし、そばで見ていた、おばちゃんやおじちゃんは、よ−分からんね。と言っていた。期待以上に押井守ワールドだったので、何のことやら分からないという、その素直な感想も分かる気がする。
ショーが終わって建物を出て見た夕暮れの万博会場は、夢見心地の感覚だった。まだ、押井守ワールドの中にいるようだった。
ぶらぶらと夕暮れの会場を歩いていると、愛・地球広場でトワイライトコンサートをやっていた。
懐かしい昭和のヒット曲だ。

♪いま私の願いごとが かなうならば 翼がほしい
♪この大空に 翼 をひろげ 飛んで行きたいよ

人工芝の芝生広場で寝っころがって、夕涼みしながら、
森林の中、落ち着いた色でライトアップされた、不思議な造型のイベントの街を見ながら、
この歌を聞いていると、とても不思議な気持ちになる。
まるで、ここは地球じゃないようだ。地球博なんだけど。

歌が終わり、人の流れに誘われて、「こいの池」に行く。
夜8時から、ここでは、光と音と映像のショーが行われる。
このショーで、池の中から、巨大な猿の上半身が、出てきたのはびっくりした。
http://www.expo2005.or.jp/jp/C0/C3/C3.5/C3.5.5/C3.5.5.101/
森を背景にした、無気味な巨大な猿。
まるで、諸星大二郎の西遊妖猿伝の大猿の様である。
( http://www.momiji.sakura.ne.jp/~werdna/moroboshi/moro.htm
の中の西遊妖猿伝を見ると、言いたいことが分かるかなぁ)

大猿の後ろの森からは、パビリオンの影がピラミッドみたいに頭をのぞかせている。
池の向こうにはモノリスのような大地の塔。その横にはモスラの卵のような日本館。。

何だか、夢でうなされそうな、しかしながら、個人的には大変興味深い万博だった。
まだ全然見ていないので、また行きたいと思う。


諸葛孔明の妻 [本]

司馬遼太郎の作風を継ぐものは、あるいは、酒見賢一なのかも知れない。

司馬遼太郎の筆が、幕末の京の都を縦横無尽に、そして気安く歩き回るように、
いにしえの中国の陋巷(ろうこう)に気安く入り込むのが、酒見賢一、なのだろう。
酒見賢一と言えば、孔子の弟子顔回を描いた大作『陋巷に在り』(単行本では全13巻)である。
サイキック儒教大戦とでもいうべき、説明するのも大変な作品である。孔子に対する考え方がコペルニクス的に変わることは確かである。だといって、史実を無茶苦茶に歪めている訳でも無い。むしろ、これが歴史の真実だったのかもと、気持ちの上では説得されるだけの説得力があるのは、酒見の博識と見識とその思いっきりの良い書きっぷりの成果かも知れない。
この作品は孔子と弟子たちの放浪の旅への出発で終わっている。
叙情的で、美しく、すがすがしい場面で、気持ちの上では理想的な終わり方ではあるのだけど、
話の上では全く終わっていない。というか、やっと出発ではないのか。
いつか続きが読みたい。これで終わっては、『カラマーゾフの兄弟』の続きを書くと言って死んだドストエフスキーである。

そして、酒見賢一の次ぎの一手なのか?どうか分からないけど、知らない間にでていたのが、
『泣き虫弱虫 諸葛孔明』である。よぉ!酒見版三国志! 胸を踊らせない訳にはいかない。
泣き虫弱虫である。
従来の諸葛孔明のイメージは、またコペルニクス的に変わることは間違いなかろう。
私毎になるが、私は子供時代、横山版三国志(漫画)を読んで育ち、ひいては吉川版も何とか読んだ。が、私の知識は長年そこで止まったままであった。
さて、私は子供時代に一緒に、横山版三国志を読んで遊んだ友人があった。
その友人の結婚式でスピーチを頼まれ、窮した私は、友人をその才能と義理堅さから、
無理矢理、天才軍師諸葛孔明に見立てて、スピーチをしたことがある。
この見立てで、笑いが得られたのは、諸葛孔明、あるいは友人の人徳である。
このスピーチの際、知っている人がいてはヤバいなぁと内心思っていたのが、孔明の妻のことである。孔明の妻は歴史に名だたる醜女なのである。その醜さは、史書にかかれ、その結婚を冷やかす歌が歌われていた。だから、結婚式で夫を孔明に見立てるのは激しく禁じ手なのである。
思うに、三国志マニアの友人は知っていたに違い無い。冷や汗ものである。

そこで、『泣き虫弱虫 諸葛孔明』である。この本で特筆すべきは、この孔明の嫁とりの話に、
なみなみならぬ力を注いでいることだ。
正直、本の後半に出てくるあの有名な「三顧の礼」の話より、のびのびと屈託がなく描かれ、遥かに面白く感じられる。これだけ面白いのは、孔明の妻となる黄子のキャラが、たっているのが一因である。奇人孔明との相性抜群で才能爆発のロボット博士。すこやかで、なんとも魅力的な女性。正直、醜いどころか、TV版電車男のエルメスのように美しく感じる、といったら言い過ぎか。
そして、孔明と黄子は、始終しっぽりして、本の傍役も、読んでいる読者も毒気にあてられる程のアツアツぶりである。

この本を読んで、結婚式のスピーチについての私の積年のわだかまりが消えて、良かったという他はあるまい。

泣き虫弱虫諸葛孔明

泣き虫弱虫諸葛孔明

  • 作者: 酒見 賢一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/11/25
  • メディア: 単行本


エピソード3の日本語版について [STAR WARS]

スター・ウォ−ズ エピソード3の日本語版を見てきました。
これが結構良くて、また涙を浮かべてしまった。
A long time ago in a galaxy far,far away ...
の所から、文字が流れてていく所が、全部日本語で、
漢字、ひらがな、カタカナが、宇宙を背景にスクロールしていくのは、醍醐味があった。
前作も日本語版見たのだけど、こうだったのかどうかは覚えていない。
ここまで徹底するのなら、オープニングの
STAR WARSっていう2段組の文字も、カタカナにすると味があるのだけど。

日本語版は、登場人物に感情移入しやすい。
今回は、アナキンやパドメの気持ちが結構分かった気になった。
日本語版は、字幕を追い掛ける必要がない為、
登場人物の表情や画面の隅々まで見る余裕がうまれる。
ジョージ・ルーカスもしっかり見えました。
(台詞がない所だから、実は日本語版の利点ではなく2回目の利点かもしれない。笑。
アザラシ・ネコは探したけど、分からなかった。パンフにはのっているけど、
カットされたのかも知れない。パンフにのっているのは何故?)

日本語版は、字幕では省略していたような細かい情報が聞ける。
また、字幕とはちがう台詞をしゃべっていた様な気がする。
しゃべり言葉として不自然さは少ない気がした。字幕は字幕の味付けで良かったけど。
そして、日本語版は、字幕の漢字が読めない子供でも楽しめる。
日本語版は子供客が多く、この映画にはとても相応しいと思った。
ただし、最初の文字が流れていくところだけは、
テレビの日本語版みたいに読み上げてくれないと子供には辛いかなぁと思った。

字幕版の方の利点は、なんといっても俳優のナマの声が聴けて、雰囲気を楽しめる。
C3P0等の日本語の吹き替えはがんばっているとは思ったけど、
少し違和感があったので。(声優ではなく、音声処理の問題かもしれない。)

本当は、字幕も入っていない英語版で、楽しめれるのが一番でしょう。
英語の言葉遊びが楽しめて、台詞に込められた作者のメッセージも
的確に受け取ることができるような気がする。
スター・ウォ−ズを見る時は、少しだけ、英語圏の国に生まれたかったという気がする。
公開も日本より早いですし。
(だけど、村上春樹を読む時は、日本に生まれて、少しだけラッキーだと思う。)
戦争やテロのことを考えると、贅沢なことを言っていますが。


ふくろう便はまだ来ない [本]

今日は、朝から車の音がする度に、ポストを確かめに外に出ている。
そして、ため息。
本はなかなか届かない。待ち焦がれる本の名は、
"Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (UK)"

今どこなのか、魔法の呪文で調べてみたら、
運んでいるのは、ふくろうではなく、ペリカン君だった。
次第に分厚くなる本には、ふくろうにとって荷が重くなったのであろう。
ペリカン君は夜には飛べない。まぁ無理して夜飛ばなくても良いのです。
ペリカン君のペースで運んでくれれば。
後少しだ。がんばれ、ペリカン君。ヴォルデモートに捕まらない様に。

追記:
16時を過ぎたころ、ピンポンが鳴った。
ペリカンのおにいさんが、本を届けてくれた。暑い中、御苦労様です。
おや、軽いぞ。開けてびっくり、607頁。
前作の766頁より、ひとまわり薄い。
(といっても607頁なんですが。)
おや、裏表紙に書いてある作品の導入部には、毎度お馴染みのことと、
意外なことが、独特のユーモアたっぷりに。
こうして、魔法の世界に誘われていくのであった。
(英語力ないので、誤読だらけだと思いますが、まぁそれはそれで。)


医師ほくそ笑む、絵即欲しい [村上春樹]

村上春樹さんの7月5日のメッセージを読んで、ほくそ笑みました。
http://d.hatena.ne.jp/motokurashi/20050705

中古ジャズ・レコードについての話も、ちんぷんかんぷんながらに面白かったけど、
やっぱり、私の心をとらえたのは、
ところでほくそ笑むの「ほくそ」っていったい何のことなんでしょうね、
という一文です。(笑)

このページのトラックバックの中で、
塞翁が馬で有名な塞翁さんの達観した笑いのことだと紹介してあったのを見つけて、
「ほくそ」とは塞翁さんだったのかと感心しました。(塞翁さんの笑いを思い浮かべようとすると、何故だかマスター・ヨーダの笑い顔が浮かんできます。)
確認の為に調べると、辞書やネット上にも書いてありましたので、これは正当な説だと思います。
ではあるのだけど、私が普段使う、ほくそ笑むのニュアンスと少しちがう。
第一、ヨーダのような達観した笑いなど、私には恐れ多い。(ヨーダではなく塞翁ですが)

辞書によると源平盛衰記に「しめしめとほくそえむ」という用法があるそうです。
この感覚が、日本人としてはしっくりきます。
ひそかな笑。
個人的に上手く行ったと思う時、その喜びを隠そうとする、にんまりのちょっと手前の笑。
他人からみたら、ちょっとせこい奴と思われかねないけど、個人的には、ささやかな幸せを感じている笑。
そんな笑いが、私の感覚では「ほくそ笑む」で、
「ほくそ」はそのニュアンスを的確に表現している気がする。

さて、タイトルの「医師ほくそ笑む、絵即欲しい」ですが、
「ほくそ笑む」を使って性懲りもなく作った回文です。
掘り出しものの絵を、ほくそ笑んで買ったこの医師は、家に帰ってから、
御想像の通り、奥さんに「また変な絵を買って!」と叱られます。


夕暮れに佇むベイダー卿 [STAR WARS]

ペプシ飲めないんですけど、昨日、つい2本買っちゃいました。(笑)
そのうち1本に、ベイダー卿が入っていました。やった!

HALさんのページのヨーダの写真のカッコ良さにしびれまして、
初めてマクロ撮影なるものに挑戦しました。
こうした写真の撮り方が分からず、デジカメの取説を見ながら苦労しましたが、
それなりに、雰囲気はでたかなぁ。もうちょっとクリアに撮れると良かったですが。
背景は、映画のパンフレットです。


知りたい近況 [村上春樹]

こんな、だいそれたトラバは初めてなので、どきどきしています。
村上春樹さんが近況(2005/6/28)について、報告されています。
http://d.hatena.ne.jp/motokurashi/20050628

半年前に買ったとある素敵な雑誌では、
大橋歩さんが春樹さんの御自宅を豪華多数の写真つきで、レポートされていました。
この信じられないような大サービスは、ファンにはたまりません。
特に個人的には、大福のかっこうをしたiMac(亮太くんでしょうか?)と奥さんのiBookの写真には、にんまりとしたものです。
だから、当然、今はこの素敵な御自宅で、生活されているとばかり思っていたので、
ボストンに住んでいると読んで、びっくりしました。人生まさしく旅ですね。

で、春樹さんの近況は「ダンキン・ドーナッツ」の話から始まり、怒濤のごとくの、
お馴染みの話題が満載で、小躍りするぐらい嬉しくなりました。
私は春樹さんの映画の話が特に好きなので、
『バッドマン・ビギンズ』や『シンデレラマン』の話は興味をひきました。

但し、気になる『スター・ウォ−ズ エピソード3 シスの復讐』については何も書かれていません。私は、春樹さんが作られた回文「ヨーダの留守にするのだよ」を繰り返して、
ずっと、エピソード3を待っていたました。
先日この映画を見たので、ヨーダの留守にことが起こることを予見しいていた、
春樹さんのフォースに感服いたしております。
(と、こじつけられても困ってしまうとは思いますが。)

まだ、エピソード3を観られていなのかなぁ。
もし観られているようでしたら、どう思われたか、とってもとっても知りたいのです。
(ヤクルトの古田選手みたいに、トラックバックを全部読まれていることを願って。
でもここのblog、昔のMacみたいにシステムが不安定だから、ちょっと不安だ。)


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