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毎日の生物学 [生き物]

今日は潮干狩りに行きました。
さすがにGW初日で賑わっていましたが、
収穫はたっぷり。
夕飯に食べたぷりぷりのアサリの汁は美味しかったです。

海では、アメフラシの卵塊のウミソウメンも見つけました。
噂にたがわず、ラーメンの麺のようでしたが、
こちらは、さすがに食べようとは思いませんでした。

さて、先日のことである。
とあーる建物の階段を上がっていると、
階段に何か黒い塊が落ちていた。

何だろうと思って、身をかがめてみると、
羽だらけの塊で、
うひゃ!鳥の死骸だぁ!
と思ったら、

むくっと、顔を出して私を見つめ、
びゅーんと、飛び上がった。
そして、私の顔をかすめて、踊り場の窓ガラスに、
バーンと勢いよくぶつかった。
バタバタバタと、身を建て直しては、
また、バーン、バーンと窓ガラスに体当たりしていく。

びっくりしながらも、何とかしなければと思って、
鳥が体当たりを繰り返す窓ガラスの端を、
バタバタする鳥から顔を守りながらも、なんとか開けた。
それに気づいた鳥は、
勢いよく窓ガラスから飛び出していった。

ツバメだった。
ツバメは、すーいすーいと東の空へ消えていった。

この話を友人にしたら、
「きっと、恩返しに来ますよ。」
と言われた。
美しい娘だったらいいんだけど、ツバメだけに心配である。


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『国家の品格』と美しい論理 [本]

話題の本『国家の品格』を読んだら、
なんと「美しい論理」という言葉がでてきた。
それも批判の対象として。

もっとも、当たり前のことですが、
当方のブログのタイトルではなく
西欧的な論理、近代合理精神への批判としてです。

『国家の品格』には、
"「論理」だけでは世界が破綻する"
というタイトルの章があり、
その章の内容は、
「論理を徹底すれば問題が解決できる」という考え方は誤りである。
帝国主義も共産主義も資本主義も例外はない。
「美しい論理」に内在する四つの欠陥を指摘する。
というものである。

「美しい論理」というタイトルのブログを書く身としては、
いささか気になる内容ではあるのだけど、
まぁ、内容は本書を読んでもらうとして
(尤もな、胸のすくようなことがかいてあります)、
本書を読んで、本書の内容とはあまり関係がないような
ことを、論理的ではなく美しくも無いけど、
ごちゃごちゃと書きたくなったので、だらだらと書いてみます。
いつもに増して読み難くくて、すみません。

さて、私はかなり年季の入った著者の藤原正彦さんのファンです。
デビュー作『若き数学者のアメリカ』に、遥かな昔、
25年ぐらい前の多感な時期に出会って、肌身離さずもっていたぐらい、
本当に感動しました。

そして、それから、ずっとリアルタイムで、
たぶん1冊を除き全ての本を買って読んでいる。
できるなら、先生が勤めるお茶の水女子大学に進学したかったぐらいである。
(もちろん、できるはずもないんですが。)

先生の出ていたたNHK人間講座『天才の栄光と挫折』はテキストを買って、
欠かさず見てたし(先生はコリゴリだったとも聞いていますが。。)、
その元になった本『心は孤独な数学者』も事前にもっていたし、
その後、新潮選書となった『天才の栄光と挫折』まで持っている。
先生がモデルとなったと聞き『博士の愛した数式』も読んだ。
いうならば、私は理想的な生徒ではなかろうか。

藤原正彦さんの著書の魅力は、よく言われるように、
数学的な発想や論理と文学的な情緒が共存している所にある。
そして、私は、
先生の照れ隠しのユーモアや、
まさに夏目漱石の坊ちゃんのような、
幾分誇張しているであろう行動(例;ストリーキングの話、検便に対する苦い勝利)や、
心に染み入る美しい情景(エリーナの話や、父の旅 私の旅)など
が大好きである。
ただ、誤解を恐れずに書くと、最近はちょっと
ユーモアや美しい情景が少なくなり、
とっつき難くなってきたなぁという印象を持っていた。
(内容はいつもとても面白く、ためになるし、
主張自体は、デビュー作から一貫しており、
もっともだなぁと思って読んでいたのですが)

そして、『国家の品格』である。
うすうす嫌な予感がしていた。
そして、手に取るのをためらっていた。
先日、意を決して読み出したらとまらなくなった。
大変面白く読み、
いつも先生が書いていることの
一部を純粋培養した様な内容なので、
内容はずんずんと頭に入ったのだけど、
思ったことは、
これは、誤読され易いのではないか。
ということである。

しゃべり言葉をベースに書いているので、
とっても読みやすい。これはまずい。
変ったのは世の中の方かも知れないが、
昔は、あうんの呼吸で微妙なニュアンスが、
はっきり書かなくても分かったのに、
あるいは書かなくてもよかったような事も、
今や、分かりやすく、切れ味の良い言葉で、
ずばずばと書いて、多くの人に伝えなくてはならなくなって
しまったのだろう。
そして、先生は、そういう気質もあり、
変な責任感を感じてしまったのだろうか。

そして、『国家の品格』は、やたらとタイトルが美しい。
品格という言葉は、なんか口に出したくなるし。
そして、司馬遼太郎の『この国』といういい方をみんなが真似たように、
『国家』という言い方もはやるかもしれない。
そして『国家の品格』というタイトルには、
口という字が、5つも隠れている。
口数が多いタイトルである。
ちなみに、『美しい論理』には、
それを上回る8つの口という字が隠れている。(少しせこい口だが。)
減らず口を叩いた。

さてこの本は化けた。ベストセラー街道を突き進んでいる。
法律案の作成にも参考に使われたらしい。

本が一人歩きしていき、
変に持ち上げられたり、貶められたり
されないといいなぁと
いうのが正直な気持ちである。
(或る意味、本の内容が、批判されるのは良いとして。)

先生が遠くにいってしまうのを
恐れているだけかも知れませんが。

そういう意味では、『国家の品格』の中で、
私が一番楽しんだのは、冒頭の『私の確信』の部分である。
ここには、藤原先生の照れと、奥ゆかしさとユーモアが
生き残っている。(本を読む機会があったら読んで欲しい)
そして、ここから先の『国家の品格』が、
これをかなぐり捨てて、突き進んでいかざるを得なかった所に
時代の不幸を感じる。


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ジブリ美術館その7 土星座 [宮崎駿]


ジブリ美術館には「土星座」という素敵なミニシアターがある。
クラリスが閉じ込めらた塔の上の部屋の様に、
千と千尋の坊の子供部屋の様に、天井に空の絵や飛行機の絵、
壁には色とりどりの草花が描かれている。

映画館なのに、明るい日差しが入る窓だってある。
映画の上映時にこの窓がどうなるかは、内緒。
(上の写真は、この窓を外から見た所。たぶん。)

ここでは『やどさがし』という10分ちょっとの短編映画を見た。
この映画は、ここでしか上映されていない。
(最近、宮崎駿さんは、こうした土星座向けの短編映画を、
ちょくちょく作っているようだ)

『やどさがし』は、旅に出た元気な女の子の話である。
とにかく楽しい。
そして斬新である。
生き物の動き、自然の動きの音が画面にあふれていて、
その音を、音楽も効果音も全て人の声で表現しているのである。
それも、タモリと矢野顕子さんのアドリブでという豪華さ。

見終わると、真似をして、
がさがさ、とか、ざわざわ、とか、ぬらー、とか、
いろんな様子を声に出したくなります。
そして、ハミングをして歩き出したくなります。

こうした肩の力が抜けた映画を
気楽に見にいける場所が、
身近にあるといいなぁと思った。


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ジブリ美術館その6 魅惑の展示物 [宮崎駿]


ジブリ美術館の展示物は、どれもアニメーションへの愛情がこもっていてる。

「うごき始めの部屋」にある立体ゾートロープは特に素晴らしく、
粘土細工のサツキやトトロやネコバスが生きているように動き回って、ため息が出た。
ジョン・ラセター監督が30分も見とれていたという、
こういう展示物は、世界中でただ一つ、ここにこないと味わえない。

「うごき始めの部屋」では、映画はどうやって動いているのか、
「映画がうまれる場所(ところ)」では、映画がどういう作業を通してできるのかが
ワクワクしながら自然に理解できるようになっていた。
ここは、まさしくアニメーションに命が吹き込まれる秘密が明かされる
神秘の場所であった。

「これまでの部屋 これからの部屋」では、行った日は、
「アルプスの少女ハイジ展~その作り手たちの仕事~」が開かれていた。
http://www.ghibli-museum.jp/haidi.html
デリフリ村からアルムの山小屋までのジオラマ模型(汽車は動き、巨大ブランコもある)
を見ていると、叔母デーテに連れられてハイジが山を登る第1話を思い出す。
そして、従来のアニメとは一線を画すこの第1話の高畑勲の構成の見事さを、
解説するパネル(by宮崎駿)。

http://www.walkerplus.com/movie/report/report3462.html
再現された山小屋の中では、ヨーゼフがいて、
おんじの数々の大工道具が並ぶ。

資料の多くは散逸して残っていないという無念の中でも、残された絵を通して、
スケール感を出すための、背景の常識やぶりの微妙な動きについての説明。
取材旅行でのスケッチや資料。
あの美味しそうなチーズは、ハイジ博物館で貰った
資料の中の挿絵が原点だったことを知り、地道な先人の仕事を受け継いだ上に、
革新的な仕事がなされるのだなぁと、感慨を新たにしながら、
旨そうなチーズの絵に生つばを飲んだ。

手作りで、温かみのある展示に魅了された。

なお、知り合いが昔ジブリ美術館に行った時に、宮崎駿さんがフランス人を案内していたという。
それは、メビウス氏で、娘のナウシカちゃんもいたのではと想像している。

補足:
ゾートロープ詳細は、以下で紹介してあります。
http://www.gifu-cwc.ac.jp/tosyo/kiyo/54/zenbun54/siya_kubomura.pdf
なお、自分でつくっちゃった凄い人もいるようです。
http://www.geocities.jp/chikyuuza/gallery_totoro_nobi_nobi.htm
作った人たち
http://hal.web.infoseek.co.jp/museum.html


ジブリ美術館5 窓からの飛翔 [宮崎駿]

ジブリ美術館には、
随所に息を呑むような素敵な窓が幾つもありました。
映画の世界に入ったようなとても美しい景色に、
ちょっと驚いて、幸せな気分になる。


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