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全文掲載 [misc]

1月26日のA新聞を読んでいたら、
「松本人志」の横顔を背景に、
1頁丸々「製作発表記者会見全文」が掲載されていた。
映画「大日本人」の製作発表の記者会見のやりとりが書かれていた。

「松本人志」氏の映画批評が大好きな僕は、
彼が映画を製作しているという噂を前に聞いたことがあり、
映画の発表を心待ちにしていたので、とても面白く読んだ。

しかし「大日本人」とは、また思い切った面白いタイトルである。
「大市民」というマンガや、「小市民ケン」というドラマは知っている。
大日本帝国とか小国民とかいう言葉は過去の言葉として、記憶にある。
「大日本人」という言葉には、
滑稽さと、きっぷのよさと、怖さと親しみと、笑いと悲しみがある。

翌1月27日、今度はB新聞を読んでいたら、
1頁丸々「首相 施政方針演説の全文」が掲載されていた。
「美しい国、日本」の創生について書かれており
何だか、「大日本人」の姿と重なった。
こんな分かり難いギャグ、松っちゃんは狙っていたのかなぁ。


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ソロモンのウォーキング [生き物]


『ソロモンの指環―動物行動学入門』(ローレンツ)を昨年読んでから、
散歩の際に、生き物の行動に自然と目がゆく様になった。

昨日の動物観察は充実していた。
カラスのつがいと思われる二羽(大きなオスと小柄なメス)が、
電線の上で仲良く並んでいて、くちばしで、相手の羽の手入れをしている様子を観た。
カラスを愛らしく思ったのは初めてかも知れない。

川では、とてもラッキーな事に、カワセミに会えた。
飛んでいく姿は青空のかけらの様に眩しく、息を呑みました。
また、今日も会えるといいなぁ。

カワセミの写真は、残念ながら撮れなかったが、
かわりに、日向ぼっこをしているカルガモの写真です。


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アラビアについての書物 [本]

先週の土曜日に図書館で3冊の本を借り、この7日間は、寝るのも惜しむ様にこの3冊を夢中になって、並行して読んだ。3冊の本とその感想を以下に簡単に記そう。

○現代アラブの社会思想 終末論とイスラーム主義 池内恵
 こうしたことはまったく何も知らない僕には、かなり難しく、理解できなかったけど、
 まさしく、現代のアラブの社会思想が垣間見えた気がした。
 裏表紙に池内氏の写真が見えたのが嬉しい。
 
○アラビアの夜の種族 古川日出男
 2001年のクリスマスに発行された書物なんだけど、最近、続けざまにこの書物の評判を聞いて、図書館で探した。(この10年のベスト・ミステリー等??)
 一般の書棚には、古川日出男さんの書物は沢山ならんでいるんだけど、この書物は見当たらなく、調べたら閉架にしまわれていた。司書に言って出してもらって借りたのだが、何だか自分の為にとってあったような気がして嬉しかった。
(既にこの書物の術中に嵌っていた?)
この書物は、ナポレオンのカイロ侵攻を食い止めるため、高級奴隷(マムルーク)のアイユーブが、『災厄(わざわい)の書』を製作するという話であり、これが読むのが止められなくなるような面白い物語なのである。そして同時に、書物と人間の関わりについての物語でもある。夜と朝、夢と現、物語と現実、の垣根が次第に溶けていく所が面白い。

○書物の運命 池内恵
 この本は、図書館の初めて行ったアラブやイスラームのコーナーで探しても見つからなくて、これまた滅多に行かない、図書や書評の関係の本が置いてあるコーナーにおいてあった。内容的には、どちらも含まれているし、さらに「著者が、カイロにアパートを借りていて、町の怪しい書店で大量に本を仕入れる」ような話を満載した上質なエッセイの面もあり、とても知的好奇心を駆り立てる懐の深い本であった。
この本の書評で紹介されている多数の本のうち、僕は、村上龍の『半島を出よ』しか読んでいなかったので、この本に紹介されている他の本も読んでみようと思う。この本自体は、本屋で見かけたら買っておかなくては。別件ですが、この本には池内さん『新撰組!』を観ていたことが書いてありましたが、NHKドラマ『坂の上の雲』制作(2009年秋~2011年秋まで放送)も、いよいよ発表されました。今から楽しみ。

P.S. 昨夜、僕は迷宮のような図書館に入り込んだ夢を見ました。
   迷宮のような図書館に入り込む夢を見たい方には、これらの本を図書館で纏めて借りて、
   並行して読むことをお勧めします。


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iPhoneと初笑い [パソコン]

鏡開きも終わったところで、先日AppleのジョブズによるiPhoneの発表があった。


(この写真は、発表前の想像図です。)

実物は、http://www.apple.com/iphone/

ちょっと、ワクワクする製品だった。
この製品の発売と、この製品がもたらすであろう未来が待ち遠しい。

http://events.apple.com.edgesuite.net/j47d52oo/event/
のWatch iPhone Introductionの
00:33:20時点の親指と人差し指で、スクリーン上の写真をつかんで写真を拡大、縮小するインタフェースに感動しました。まるで、マイノリティ・レポートの冒頭で、トムクルーズが写真を操作している所の様です。

00:46:00時点の、Google Mapsで最寄のスターバックスを調べて、そこに電話をかけて5000人分を注文して、番号を間違えたといって切るところ所は面白かった。
(U2のボーノもコンサートでピザを注文したことあったっけ)

1:15:00時点のトラブル発生時点のフォローも最高です。詳細は、以下にあります。
『あのジョブズが「シェー」!? 謎のポーズの秘密を明かす』
http://mac.ascii24.com/mac/news/misc/2007/01/10/667110-000.html

気になったことは、
3.5インチのスクリーン上でのタッチパネルで、指による文字の入力はスムーズにできるのだろうかという点。昔、確か、お笑いタレントの石塚英彦さんが、携帯電話のボタンが上手く押せないと言っていたんだけど、こちらは遥かにに難しいだろうなぁ。
指が文字に近づくとその付近の文字が拡大される様にできればいいんだけど、
そんなに上手く検知する方法はないしなぁ。

iPhoneの名前については揉めているみたいですが、
iTVが、Apple TV(製品ではAppleは、リンゴのマークのロゴで表記)に
なったと同じく、発売時にはiPhoneも、Apple Phoneとなるということはないかな。
Appleの リンゴのロゴって丸々と太ったiの字みたいですし。(笑)


年末から新年にかけて [misc]

年末は、溜まっていた本や雑誌やビデオを色々読んだり観たりした。
ドイツの都市に爆弾を落としに行った若者達の苦悩を描いたロバート・ウェストールの『ブラッカムの爆撃機』と、ドイツの都市ドレスデンで空爆を被ったカート・ヴォネガット・ジュニアの『スローターハウス5』を並行して読んだので、どちらも深い心の傷を負ったことが良く分かった気になった。
『許されざる者』のクライマックスで尋常ならざる物を見てしまったという気がして、それ依頼ちょっと敬遠していたイーストウッドの『ミリオンダラー・ベィビー』をテレビでやっていたので録画していたので観た。とても楽しい女性のボクシング映画だなぁと観ていたが、観た人には分かるであろうあの瞬間から、私の知っている映画を超えた、尋常ならざる世界へ進んでいき、見事に打ちのめされてK.O.をくらってしまった。
『許されざる者』と同じく、鬼となって去っていく人間の崇高さと悲しみを感じた。

紅白歌合戦は、さだまさしが『案山子』を歌い終えた時に、
真剣に歌に聞き入るリリー・フランキーの顔がアップになった所が、僕的には見所だった。

元旦は『硫黄島からの手紙』を見に行った。1000円の日だったが、相変わらず1300円の前売り券で見た。(いつもこのパターンの様な気がする。。)
まだ、整理ができていないので、多くは書けないけど、真摯で、かなり良くできた映画だと思った。謙さんや二宮君をはじめ、日本人俳優は皆さん上手かったです。摺鉢山を背景に硫黄島の砂浜を杖を片手に歩く謙さん姿ののモノクロのポスターは、宮本武蔵や、座頭市といった日本の伝統的な精神を彷彿する。中村獅童は『新選組!』の捨助と同じような役周りだったのでちょっとニヤリとした。
『ミリオンダラー・ベィビー』のテーマを引き継いでいるかも知れない、自決のシーンの描き方は日本人的にはもっと美しさを求めてしまいちよっと目を背けたくなったが、戦争の本当の姿はこうしたものかも知れない。亡くなった方へのご冥福を祈ります。

昨日は、ちょっと時間があったので本屋の洋書のコーナーで、前から気になっていた
Rashomon and Seventeen Other Stories (Penguin Classics) の序論を
立ち読みした。Ryunosuke Akutagawa (著), Jay Rubin (翻訳) のこの本は、
序論を村上春樹さんが書かれている。もちろん英語で、そこそこ頁数があり、英語が得意でないのでかなり時間をかけて立ち読みした。あまり正確には読みとれて無いかもしれないけど、日本の近代文学の歴史を丁寧に説明するところから書いてあり、一つの作品といっても良いぐらい緻密で丁寧で愛情のこもった紹介だったと思う。
春樹さんか柴田先生、日本語に訳してくれないかなぁ。笑。

それで、芥川龍之介の作品もちょっと読んでみたくなっている。
そういえばPodcastの「ききみみ名作文庫」で、羅生門や鼻が配信されていて、
最近、聞いたばかりだった。この「ききみみ名作文庫」の宮沢賢治『なめとこ山の熊』 朗読:常田富士男というのはかなり良かった。
ついでに、最近出た本を色々眺めていたら、『文学全集を立ちあげる』(丸谷 才一 (著), 三浦 雅士 (著), 鹿島 茂 (著) )という本があったので、ぱらぱらっとめくった。
文学全集を作るとしたら、芥川は小説ではなくて短歌だか俳句だかを文学全集に入れた方が良い(小説は中島敦とだぶるから)ということになっていて、えっと思った。
だって、この本、芥川賞の文藝春秋から出ていたので。

Foresight(フォーサイト)という雑誌の11月号を読んでいたら、
池内恵さんの「法王発言とノーベル文学賞 異文化間の息詰まる交渉」という
記事が、とても面白かった。我々がお祭り騒ぎのように捕らえているノーベル文学賞も近年は政治的メッセージ色が濃いんですね。池内恵さんの本も要チェック。
なお、池内さんのお父さんは、カフカの紹介をされている池内紀さんなんですね。

今年も宜しく。

Rashomon and Seventeen Other Stories (Penguin Classics)

Rashomon and Seventeen Other Stories (Penguin Classics)

  • 作者: Ryunosuke Akutagawa
  • 出版社/メーカー: Penguin Books Ltd
  • 発売日: 2006/03/30
  • メディア: ペーパーバック

追記:芥川龍之介短篇集が出ましたね。日本語で序論が読めて良かった。

芥川龍之介短篇集

芥川龍之介短篇集

  • 作者: 芥川 龍之介
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 単行本


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