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USJとエクスプレス・パス [風景]

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久しぶりに、大阪のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行きました。

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NYエリアには、クッキーモンスターが、小さな女の子を前にして、おどけていました。

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NYエリアのフランク・ロイド・ライトのグッゲンハイム美術館は書き割りだったんですね。。

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昼は、始まったばかりのショー(ファンタジーワールド)の主人公をかたどったメロンパンとサンドウィッチを食べました。美味しかったです。
大阪のりでの元気があるテーマパークで、とっても楽しくって、また行きたいです。

ところで、僕は、あまりテーマパークに行き慣れていないので、認識が間違えている所があるかもしれませんが、一つ気になった、エクスプレス・パスについて書きます。

エクスプレス・パスとは、並ばずに優先的にアトラクションに乗れるチケットのセットです。今回、現地滞在時間が短いこともあり、春休みで混んでいることも予想されたため、ちょっと値段ははりますが、思い切って予めWEBで購入しておきました。

このチケットを使うと、まず、アトラクションの入り口で、別の入り口に案内されます。これは、さりげない形で案内されますが、実は大きな分かれ道です。

エクスプレス・パスが無い通常の場合、各アトラクションは、120分待ちとか、150分待ちとか書いてあっても、実際、そのアトラクションの前まで行くと、列が短く見えて、これぐらいなら、並べそうかなぁという気にさせられます。きっと表示が間違えているのだろうなと、わずかな期待を持ちます。しかし、実際は、見えない様に、巧妙に長い列が建物内に張り巡らされております。。
そして、ほぼ正確な予想時間で、やっとアトラクションを体験できるのです。
(もしくは、お得感を出すため、ちょっとだけ早く。笑)

これに対して、エクスプレス・パスを使った場合、特別な列に並びます。
そして、通常の列のほとんどゴール付近で、突然、何気に合流するようになっています。このゴール付近は、アトラクションに乗せるため、列が分岐されたりするので、長い間待っていた通常の列の人は、合流してくるこの人たちはどこから来たのだろうというのが、上手い具合に分かりにくくなっています。通常の列の人も、エクスプレス・パスの列も、お互いの列は見えないので、お互いに、いやな気持ちになることが無いように細心の気が使ってあるように感じます。

僕は、USJが楽しくって舞い上がっていることもあり、エクスプレス・パスを使い始めた時は、通常の列が目に入らず、なんだ、エクスプレス・パスでも行列に並ぶんだ(混んでいると20~30分並ぶ)とか、エクスプレス・パスを沢山の人に売りすぎだよなぁとか、今思うと、非常に恥ずかしいことを考えたりもしました。

シュレック4Dの行列に並んだ時に、初めて通常の列を意識しました。
小さな子供たちも、きちんと並んで待っている、ありふれた景色が、ちょっと違って見えました。なんだか、自分がイヤな奴の様な気がしました。エクスプレス・パスで合流してくる人の分も、この子供たちは余分に待っているんだろうなぁとも思いました。

次は、エクスプレス・パスを買わないだろうなぁ。 楽しく話しをしながら、通常の列に並ぶ方が僕的には気楽かも。
だけど、エクスプレス・パスを否定するわけではないのです。必要な人もいるだろうし、ひょっとしたらこのパスの売り上げにより、入場料も安くなってたり、バイトに人たちの待遇にも影響しているのかもしれないし。
広げて考えると、ヨーロッパの階級社会や、アメリカ資本主義の側面を見せてもらったのかも知れません。(もちろん、特権階級の方々は、お金だけではなく、社会的な責任や貢献も必要だと思うので、ひとくくりにはできませんが)

ところで、ディズニーランドについては良く知りませんが、現在、こうしたエクスプレス・パスは無いような気がします。(昔はアトラクションのセットのチケットだった覚えもあるけど。)夢と魔法の国では、現実から離れて誰もが楽しめる様に、お姫様はいても格差社会は無いように、夢を見せているのかも知ません。
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アーサー・C・クラーク スペース オデッセイ [宇宙]

アーサー・C・クラークは、死とは無縁だと、
どこかで感じていたが、やはり彼にも死は訪れたのだった。
願わくは彼の精神が、宇宙の彼方を旅するように。

アーサー・C・クラークの、その明るくて落ち着いた、語り口が好きだった。
そのSF小説を読みことで、宇宙を飛び回るような楽しい時間をどれ程、頂いたことか。

また急に、アーサー・C・クラークの本が読みたくなった。
段ボール箱から取り出してきて、並べてみると、無性に懐かしい。
得に好きだった本は、
『幼年期の終り』(異星人の姿にびっくり。そして、圧倒的な結末)
『都市と星』(読んだ時、とんでもなく凄いものを読んだと思いました。)
『乾きの海』(昔聞いたNHKラジオドラマ FMアドベンチャー、
       月面で遭難するセレーネ号に乗り合わせたかの様な臨場感。
       ハラハラどきどき、楽しかったなぁ。)
『宇宙のランデブー』(1しか読んでいないですが、最後の一行が意味深です。)
『楽園の泉』(宇宙エレベーター最高です。)
『2001年宇宙の旅』のシリーズ(2061年宇宙の旅が結構好きだった。誰か映画化しない?)
『過ぎ去りし日々の光』(とっても面白かった!お薦めです。)

今日、ニュースを見ていたら、NASAが土星の衛星タイタンの地下に、
水とアンモニアでできた広大な海が存在する可能性があると発表したことを知った。

http://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/media/cassini-20080320.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080321-00000054-jij-int

アーサー・C・クラークは、一足先に、確かめに行っているかも知れない。

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グッドバイ ティファニーズ [村上春樹]

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『グレート・ギャツビー』
『ロング・グッドバイ』
『ティファニーで朝食を』と、この1年半に立て続けて刊行された、村上春樹さんが翻訳した3つの作品を読み進めて来て、その見事な物語の世界に深くため息をついた。

これらの物語について、洒脱に語られることは無数にあると思うが、
ここでは、個人的に、ちょっと気になったことを2つ選んで書こうと思う。

1つは、これらの物語の水面下で綿々と受け継がれていく、
人物の姿をしてあらわされた、イノセントな心のことだ。

『ロング・グッドバイ』の(とても充実した)訳者あとがきでは、
『ロング・グッドバイ』と『グレート・ギャツビー』との重なり合いについての細かな検証が加えられている。ジェイ・ギャツビーが『ロング・グッドバイ』テリーに相当することが考察されている。(詳しくはそのあとがきを読んで見て下さい。)
『ティファニーで朝食を』のあとがきには、残念ながら、これらの先行する作品とのつながりについての考察は書かれてはいない。
しかし、『ロング・グッドバイ』の私立探偵マーロウが友人のテリーに言う言葉、
「君はずっと前にここから消えてしまったんだ。君は素敵な服を着て、素敵な香水をつけて、まるで五十ドルの娼婦みたいにエレガントだよ」
から、『ティファニーで朝食を』の素敵な主人公ホリー・ゴライトリの愛らしい姿が思い浮かべることは、難しくはないと思う。どうだろうか?

2つ目は、戦争の影のことだ。これらの物語の遠景にはいつも戦争の影がある。
ギャツビーもテリーも、否応なしに、戦争により人生の歯車を狂わされていく。
また、『ティファニーで朝食を』は、まさしく、戦争の最中の話であるし、戦争はホリーから大事な人を奪っていく。(ちなみに、映画では何故か、この大事な人は交通事故で亡くなったことに変更されている。。)
さらに、戦争の影に加えて、もう一つ、1930年代半ばのアメリカ南部の旱魃(かんばつ)が、ホリーの過去を暗い雲で覆っている。

この旱魃については、『意味がなければスイングはない』(村上春樹)のウディ・ガスリーの章で僕は知った。故郷を捨てざるを得なかった貧しい難民の数は百万近くにのぼったと言う。興味がある方は一読をお勧めする。

戦争や貧しさからも、さよならをする方法はまだみつかっていない。
だけど、ギャツビーと、テリーと、ホリーが、きぼうの光に溢れたティファニー色の空の上にいて、地上の灯りを眺めながら、楽しくギムレットなんかを飲んでいる姿を、想像することはできる。

写真は、今日動物園で撮った、カルフォルニア・アシカです。

NYのティファニーの本店はここです。僕は行ったことはありませんが。

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また、映画『ティファニーで朝食を』の舞台はこの辺りです。

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を見た日の風景 [風景]

僕は、ヱヴァンゲリヲンについては、あまり知らない。
だから、期待して読み始めた人には申し訳ないが、
ここでは、ヱヴァンゲリヲンについては書かない。
映画を見た日の風景が記憶に残って忘れられないので、
ここでは、それを何とか言葉にできたらと思う。

その日、仕事が早く一段落して、珍しく昼から時間ができた。
映画でも見ようと思って調べたら、
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が最終日だった。
ヱヴァについては、ほとんど何も知らないけど、
周りの知り合いや、ブログで交流のある人は、
結構観ているみたいだったので、興味は感じていた。
ちょっと、観てみるかなぁ、と思った。

名古屋駅まで出て、そこから南に10分ぐらい、
てくてく歩いて、上映していた映画館を目指した。
映画館は、109シネマズ名古屋で、初めて見に行く映画館だった。
映画館のある場所は、周りを線路と高速道路に囲まれた、
都市の真ん中にぽっかりと空いた、人気が無い淋しい場所で、
昔は、鉄道の操車場の跡だったらしい。
この空き地では、時折は、移動遊園地などが着たりして、
期間限定で、はなやかなイベントが開かれたりしていたが、
やっと本格的な再開発が始まろうとしていた。
109シネマズは、その一環として、まず最初に
空き地に立てられた商業施設だった。

平日の午後とあって、映画館のある商業施設は閑散としていた。
飲食店は、しーんと静まっていて、人の気配が無く、
一人エスカレータを上がって、
映画館のロビーに着くと、そこには僅かに人がいた。
学校を休んだのかと思われる高校生のカップルとか、
3人組みの女性とか。

チケットを買って、薄暗いシネコンの長い通路を、何度か曲がって、
ヱヴァを上映する奥まった、ホールに着いた。

広いホールだったが、人影はまばらで、10人はいなかったであろう。
映画は、面白かった。
個人的には、第3新東京市の映像や、
スタイリッシュでちょっと退廃的な映像表現が面白かった。

映画が終わり、閑散とした劇場を出て、また一人
エスカレータを降りていくと、外は夕焼けだった。

線路に囲まれた広い空き地は、赤色の夕陽に染まっていた。
空き地の真ん中では、背の高いクレーンが3台、首を伸ばして、
静かに、奇妙な形のサーカスのテントを組み立てていた。
(後で知ったが、シルク・ドゥ・ソレイユ「ドラリオン」
のテント「ビックトップ」だった。)

線路の上には、今見てきた映画に出ていた様な、
古めかしいディーゼル車の先頭車両が、
オレンジ色に染まって佇んでいた。
ちょっと向こうには、陽に照らされた駅前の高層ビル群が、
寄り添っているのが見えた。

映画に、この風景をサービスされたような気持ちだった。
カメラを持っていればいい写真が撮れたかも知れないが、
この風景は心で見ている景色であって、
写真には、上手くとれなかったかも知れない。


シルク・ドゥ・ソレイユ「ドラリオン」のテント「ビックトップ」
については、以下に写真があります。
http://wwwx.fujitv.co.jp/zoo/blog/index.jsp?cid=195&tid=3
http://wwwx.fujitv.co.jp/zoo/blog/index.jsp?cid=195&tid=4
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ローマの歩哨 [本]

塩野七生さんの『ローマ人の物語』のシリーズは、パクス・ロマーナまでしか未だきちんとは読んでは無いが、とても考えさせられることが多い本だ。

この本を読んでいると、不思議なことに、ローマ軍は、敗戦に敗戦を重ねても敗軍の将を罰っしていない。なぜなら、すでに敗将となった時点で、名誉を重んじるローマ市民にとっては、最も重い罰である"恥"という罪がを与えれれていたからだ。これにより、指揮官が払底されること(いなくなって補充がつかない状態になること)にはならず、失敗経験が次の戦闘にフィードバックされる効果もあったという。

しかし、軍規が甘かったかといえば、そうでもない。
ローマ軍の軍規の厳しさは、毎夜律儀に宿営地を築くこと以上に有名だった。
『ローマ人の物語 ハンニバル戦記』には、ローマの歩哨(ほしょう)のことが記されている。夜間の警戒は、日没から夜明けまでを四等分し、四交代で歩哨に立っていたという。一回の歩哨勤務は三時間程度で、全員が四日に一度は歩哨に立つぐらいだったと書かれている。そして、夜間の歩哨勤務中に眠り込んだりして任務を怠った兵士には、事実上の死刑が待っていたという。

僕は、死刑という制度には反対だが、軍隊において、歩哨というのは、それだけ重要な任務であるということなのだろう。イージス艦あたごの衝突事故のニュースを見ていたら、これらのことを思い出した。ローマの精神に学ぶことは多い。

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