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巨大な結晶の世界 [風景]




先週の土曜日の深夜 に、NHKで放送された「探検!驚異の結晶洞窟」の映像は、
とても見応えがあった。

地球上にこのような、巨大な結晶の世界が存在するとは、思ってもいなかった。
結晶の柱が織り成す透明な森。
その中を移動する人間の姿が小さく見えます。
SF映画さながらの光景です。

マグマにより奇跡的に適温に温められた地下水の中で、
結晶は50万年の時を経て、10mを超える大きさに、成長したそうです。

現在は、鉱物の採掘により、地下水が汲み上げられ、
洞窟として姿を現しているそうですが、あと十数年もして鉱山が閉山されると、
また、結晶にとっては、羊水の様に快適な、地下水の中に戻っていくそうです。

そういえば、J・G・バラードに『結晶世界』というSF小説があったなぁと思って、
調べていたら、2009年4月19日(このテレビ番組が放送された翌日)に
亡くなったそうです。ご冥福を祈ります。

結晶洞窟については、ナショナルジオグラフィックスでも特集されています。
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0811/feature02/

山小屋のミステリィ [小話]

山小屋の怪談という、有名な怪談がある。
(ミステリィ作家 森博嗣さんもお気に入りの話のようで、
MORI LOG ACADEMYにも、とりあげられたことがあります。)
だいたい、こんな話です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
雪山で吹雪の中、4人の登山者が、山小屋に辿りつく。
山小屋の中は真っ暗で、とても寒い。
眠ってしまうのは危険だ。
そこで、4人は、一晩中起きておくために、
以下の様に、体を動かす工夫を考えた。

(1) 4人はそれぞれ、山小屋(ほぼ正方形)の4隅に移動して座る。
(2) まず、1人目が、壁沿いに歩いて、次の隅の人にタッチして座る。
(3) タッチされた人は、その次のコーナーへ向かって歩き、
  その次の隅の人にタッチして座る。

(3)を繰り返すことで、4人は、一晩中、歩いては、座る、
を繰り返し、朝を迎えることができた。
下山する途中、1人がきづく。
「おかしいぞ。4人以外に、誰かいた?」

4人以外にもう1人いないと、
4隅を使って、ぐるぐる周り続けるリレーはできないのである。
従って、山小屋で死んだ幽霊などが、もう1人いたことなる、
という怪談である。 (ちょっと難しい?)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここからは、僕のオリジナルでお楽しみ下さい。

さて、トリックを使えば、架空の1人は必要ありません。
そして、これは怪談ではなく、ミステリィだと考えることができます。

つまり、他のメンバーを怖がらせた愉快犯が、
この4人の中にいるということになります。(おぉ!)

そのトリックが可能なのは、ずばり4人の内の2人だけです。
それは、最初に歩き出した1人(1番目の人)か、
4番目に歩き出した人です。

最初に歩き出した人は、2番目の人にタッチして座り、
2番目の人が歩き出したのを確認した後、そっと立ち上がり、
最初の隅に戻って、なにげなく座ります。
次の周で、4番目の人にタッチされたら、次の隅に行くフリをしながら、
実際は部屋を対角線に横切り、
2番目の人にタッチしてから1つ前の隅に戻るという
最初と同じ動作を繰り返します。
これにより、他の3人には知られずに、
リレーを繰り返すことが可能です。

これと同じように、4番目の人も対角線に歩いて、
タッチした後、1つ前の隅に戻ることで、
他の3人には知られずに、リレーを繰り返すことが可能です。

2番目と3番目の人は、他に気づかれないようにするのは、
ちょっと難しい。(また、新たなトリックがあれば別ですが。。)

この容疑者、1番目の人か4番目の人の内、
犯人はどちらでしょうか?

このリレーを提案した人が一番疑わしいでしょうね。
(しかし、4人でこのリレーができると考えた他の3人も
問題だと思いますが。。)

誰も気づいてくれないと、愉快犯の意味がないので、
「おかしいぞ。4人以外に、誰かいた?」
と言った人も怪しいですね。

「このリレーを提案した人」と「おかしいぞ、と気づいた人」
が同一で、かつ、1番目か4番目の人であれば、
かなりの確度で、その人が犯人だと考えられます。

ということを、山小屋の夜に、怪談替わりに話すと、
皆、眠っちゃうんだろうなぁ。

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