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美しい国 夢 [misc]

5/4の『音楽寅さん』で放送されたアベーロードは、
ビートルズのあの名盤の各曲に時事ネタの歌詞をのせた
桑田さんの一大傑作でした。
僕は、幸い録画したいたので、繰り返し見て笑っています。
あまり熱心に見て、ソラミミの歌詞が耳にこびりついてしまい、
ビートルズのABBEY ROADを聴く時に、くすっとなってしまうのがちょっと不安。
(例えば、Carry the weight a long time は、
負債(かり)が増え 大問題 とかね。)

『美しい国 夢』というのは、The Endの最後の
is equal to love you make に対応する部分です。
これにより、安部ロードの意味がはっきりし、
小泉さん、安部さん、福田さん、麻生さんの4人が横断歩道を渡る
風刺画と合わせて、美しく締めくくっていました。

話は変って、連休中には、トム・ロブ・スミスの『チャイルド44』を
遅ればせながら読みました。1933年のウクライナ大飢饉から、
1953年のスターリン体制下のソ連から、
フルシチョフへとかわる狭間での子供を狙った
連続殺人事件を描いた作品です。
理想的な国家というものの、現実としての、
厳しい社会システムの様子とそこに生きる人々の姿が
くっきりと描かれています。
犯人を追いめるサスペンスものとしても一級です。

他に、連休中には、話題の映画
『スラムドッグ&ミリオネア』を見ました。
インドのスラム街で育った主人公ジャマールが、
どうやってクイズの答えを知りえたか?
という映画ですが、とてもエネルギッシュで、面白い映画でした。
主人公が育ったムンバイのスラム街は、壊され、開発が進み、
高層ビルが作られている。主人公の兄は、町を見下ろす工事中のビルの中で、
「ここは世界の中心だ。」とジャマールに語る所なんかで、
あまり知らなかったインドという国の今の様子がちょっと垣間見えました。
生きる為にお金と力に執着する兄と、ピュアなものを追い求める弟の対比も
見所です。また、同時期に見たからか、僕の頭の中で、
『チャイルド44』とシンクロするところも多かったです。

どうでもいい話ですが、
主人公ジャマールは、NHKドラマQ.E.D.の燈馬想役をやっていた、
中村蒼君に似ていた。また、大人になってからのお兄ちゃんは、
パルプフィクションの頃のサミュエル・L・ジャクソンの様な
荒々しい雰囲気がありGood。

『スラムドッグ&ミリオネア』は、
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id332328/
で本編映像の一部が正式に配信されています。
(僕が大好きなシーンである、子供時代のジャマールが、
アミダーブにサインを貰って、イェーイと手を振り上げるシーンも見えます)

ついでに、
リチャードパワーズの『囚人のジレンマ』も読み終わりました。
大変な傑作でした。
本著は、第二次世界大戦中の
ウォルト・ディズニーの伝記のパロディと、
アラモゴードと、ある家族の話が一体化したパズルのようで、
奥が深く、とても感動的な話でした。
(個人的には、子供のころ、最初期に読んだ伝記が
親戚にもらったディズニーの伝記でしたので、感慨もひとしおでした。)

囚人のジレンマという概念は、
昨年公開された、バットマンの最新作ダークナイトでも効果的に
使われていましたが、
個々の最適な選択が全体として最適な選択とはならない状況の例
として挙げられる問題で、囚人同士で協調するのか、裏切るのか、
ということをランド研究所で定式化したものです。
詳しくは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9A%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9E


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